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海猿は暴力団?海上保安官の超~醜い本当の正体→辺野古移設の真実

辺野古の海は今、海上保安庁による恐怖暴力によって占領されています。

まずは、この動画をご覧下さい。この動画は辺野古の新基地建設・移設反対の抗議船に乗船した…ある名護市民の方から提供された未公開映像で、このブログ「辺野古戦記」ではじめて一般公開されるものです。

この動画を見るにあたって事前にたった1つだけ覚えておく必要があります。

この動画が撮影された海域が、刑事特別法が適用され海上保安庁が強制的に取り締まることが出来る臨時制限区域の完全にだということです。

地図で臨時制限区域を確認してみましょう。
辺野古臨時制限区域
地図の下の方…真ん中にある×が、この出来事があった海域です。※1

非暴力で、言葉を使って平和的に抗議をしている一般市民に対して、海上保安庁がいったい何をしているのか?

まるで人食いサメの狩りを見ているようですが、これでも海上保安庁による安全指導です。何度も言いますが臨時制限区域のはるか、自由に航行できるはずの海域でこの事件は起きました。

一般市民の乗った抗議船の周りを高速で行き来し、高波を浴びせる。執拗に付きまとい、拡声器で脅迫しながら…あおり運転で追い廻わし、最終的に「安全指導」の名のもとに制限区域外なのに勝手に船へ乗り込んでくる。

やってることは海賊とほぼ同じです。海保の…この行為の、いったいどこが安全指導なのでしょうか?

動画から画像を切り出して詳しく見てみましょう。画像の真ん中、スキンヘッドの海上保安官が何をしているのか?よーく見てみて下さい。

安全指導のためには、頚動脈を圧迫…というか首を絞める必要があるのでしょうか?
海上保安官が沖縄県民の男性の首を締めるそもそも身柄を確保する場合、腕を掴むのが普通ではないでしょうか?なんで首なんでしょうか?首を締められたら苦しくて抵抗するのが普通ではないでしょうか?

このスキンヘッドの海上保安官は、この沖縄県民の男性の首を締め、苦しんでいる男性の顔を覗き込んでは微笑み、緩め、また首を絞める。公務と言いながらやってることは、完全に犯罪者です。

この沖縄県民の男性は、海上保安官にメガネを破壊され、顔にけがを負わされました。

海上保安官は「安全を確保するため」と言いながら、結果的に相手にケガをさせているのです。海上保安官の危険な介入が原因でけが人が出たのです。

そもそも行政指導で、首を絞めたり、顔にけがをさせたり、メガネを破壊したりすることは…当たり前ですが許されません。完全に違法です。

海上保安庁は、これらの行為について根拠法を海上保安庁法2条。海上保安庁法2条に基づいた行政指導だと自らの行為の合法性と正当性を訴えています。

しかし、この海上保安庁による行政指導は手続法的側面から見ても…間違いだらけなのです。問題点を明らかにするため、まず海上保安庁法2条の条文を確認してみましょう。

なお条文を全部読まなくてもマーカー部分だけ読んでもらえれば意味がわかります。

海上保安庁法2条
海上保安庁は、法令の海上における励行、海難救助、海洋汚染等の防止、海上における船舶の航行の秩序の維持、海上における犯罪の予防及び鎮圧、海上における犯人の捜査及び逮捕、海上における船舶交通に関する規制、水路、航路標識に関する事務その他海上の安全の確保に関する事務並びにこれらに附帯する事項に関する事務を行うことにより、海上の安全及び治安の確保を図ることを任務とする

海上保安庁法2条には海上保安庁は、海上の安全確保を図ることが任務とありますから、その任務の範囲内においてする行政指導はもちろん可能です。

そして海上保安庁法は、行政指導について特別規定を定めていませんので一般法である行政手続法が適用されます。条文を見てみましょう。

行政手続法2条6号(定義)
行政指導 行政機関がその任務又は所掌事務の範囲内において一定の行政目的を実現するため特定の者に一定の作為又は不作為を求める指導、勧告、助言その他の行為であって処分に該当しないものをいう。

しかし行政手続法が適用されると、行政指導するにあたって行政手続法に定められた様々な規制が適用されます。つまり海上保安庁は、行政手続法の規制を順守する義務が生じ、それを守らなければ行政指導自体が違法となります。果たして海上保安庁は、行政手続法上の規制を守っているのか?検証してみましょう。

行政手続法32条(行政指導の一般原則)
行政指導にあって、行政指導に携わる者は、いやしくも当該行政機関の任務又は所掌事務の範囲を逸脱してはならないこと及び行政指導の内容があくまでも相手方の任意の協力によってのみ実現されるものであることに留意しなければならない。

勘違いしている人が大勢いると思いますが行政指導はあくまでも相手方の任意の協力によってのみ実現されるものです。任意とは、自由だということです。行政指導に従うのも、従わないのも完全に自由だということです。

そして行政指導に従うのも、従わないのも完全に自由…そのことを名実ともに保障するため行政手続法32条2項に、こう続きます。

行政手続法32条2項(行政指導の一般原則)
行政指導に携わる者は、その相手方が行政指導に従わなかったことを理由として、不利益な取扱いをしてはならない

海保3この沖縄県民の男性は、行政指導に従わなかったから海上保安官に、首を締められたり、勝手に船に乗船してきたりされたのでしょう。しかし行政指導に従わなかったことを理由として、不利益な取扱いをしてはならない法律は明確に禁止しているのです。

にもかかわらず、このスキンヘッドの海上保安官は、法律を完全無視して…沖縄県民の男性の首を締め上げているのです。もちろん、この海上保安官達の行為は、行政手続法が想定した不利益な取扱いを遥かに超えています。首を締めるにしろ、許可なく勝手に船内に侵入するにしろ、完全に違法です。

つまり辺野古の海は今、海上保安官達の暴力によって無法状態にあるのです。

行政手続法35条(行政指導の方式)
行政指導に携わる者はその相手方に対して、当該行政指導の趣旨及び内容並びに責任者を明確に示さなければならない

私は辺野古で時々、抗議船に乗船させてもらっていますが、海上保安官達が、この行政手続法で定められた行政指導の趣旨及び内容並びに責任者を明確に示した場面に一度たりとも遭遇していません。抗議船に同乗している名護市民や沖縄県民の人達に…手あたり次第に聞いても、誰も聞いたことがないと言うのです。

そもそも行政指導してきたのは、海上保安庁です。その行政指導に従う、従わないを判断するのに行政指導の趣旨及び内容並びに責任者を知ることは極めて大事なことです。だからこそ、この条文の末尾は「…しなければならない」と義務規定になっており、海上保安庁は行政指導してしまった以上は行政指導の趣旨及び内容並びに責任者を明確に示す義務が、行政手続法35条に基づいて発生しているのです。

にもかかわらず行政指導の趣旨及び内容並びに責任者を明確に示してほしいと、私達が言うと決まって海上保安官達は黙り込むのです。

こんなお粗末な行政指導…私は今まで聞いたことがありません。

このように手続法的側面から見ても、海上保安官の行政指導は違法性に満ちています。

もちろん今回の事件がもし、臨時制限区域での出来事であれば、私も手続法的側面については問題になどしません(もちろん首を締めるのは、その場合でも違法ですから問題にしますが)。というのは行政手続法3条5号の適用除外規定があるからです。

行政手続法3条5号(適用除外)
次に掲げる処分及び行政指導については、次章から第四章までの規定は、適用しない
五  刑事事件に関する法令に基づいて検察官、検察事務官又は司法警察職員がする処分及び行政指導
海上保安庁法31条
海上保安官及び海上保安官補、海上における犯罪について、海上保安庁長官の定めるところにより、刑事訴訟法の規定による司法警察職員として職務を行う

もう一度言います。この動画が撮影されたのは刑事特別法が適用され…侵入しただけで違法となり海上保安庁が強制的に取り締まることが出来る臨時制限区域の完全にです。つまり行政手続法3条5号の適用除外には、該当しないのです。

元々、辺野古の新基地建設・移設の反対運動は非暴力で合法的に闘ってきた歴史があり、その伝統を抗議する名護市民や沖縄県民も心得ています。

ですから海上保安庁も非暴力で合法的に抗議する名護市民や沖縄県民を、犯罪者として強制的に排除や逮捕することなどできないのです。

それでも出世のために安倍晋三に魂を売った男…佐藤雄二海上保安庁長官から、邪魔な名護市民や沖縄県民を消せ、と指示がきているのでしょう。

だからこそ海上保安官達も無理やり、これは任意の…あなたたちの安全を守るための…安全指導、安全確保だと言わざるを得ないのです。

それ故に、言ってることとやってることがまったく逆になるわけです。安全確保どころか危険を作ってケガ人を出させた原因は海上保安官達です。首を締める安全指導っていったい何?

この海上保安官達による狂気暴力に満ちた強制突入が…あなたは安全指導に見えますか?

※1 http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2014081402000279.html

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